「こぉ〜き〜んvV」
上機嫌な孫策の声が背後から聞こえてきた。
振り向いた周瑜は思いのほか近くにある孫策の顔に驚く。
「伯符??」
孫策は途惑う周瑜の頬に手を添え、口付けた。
周瑜の柔らかな唇の感触を堪能するように舌でなぞり、薄く開いた唇の隙間から、舌を差し込む。
周瑜の舌を絡めとり、ゆっくりと味わう。
赤く染まった目元が愛らしい。
己の胸にすがるように添えられた手が愛しい。
胸に暖かな気持ちが染み渡る。
「なあ、公瑾、幸せの味がするな。」
接吻の合間に漏らした孫策の囁きに、周瑜は、えっ??っと驚きの表情を浮かべる。
接吻が幸せの味だなんて、恥ずかしいことを・・
でも・・・嬉しい・・・・
「幸せの味・・・もう一度味わいたいものだな。」
ふわりと微笑みを浮かべて、接吻をねだる周瑜に、孫策は押さえきれない鼓動の高鳴りを感じていた。
「一度と言わず、何度でも味わえよ」
そして、孫策の囁きと共に、唇がゆっくりと重なっていった。
孫策にくさいセリフを言わせて見よう!!と思いまして・・・
永遠のアイドル様がコンサートで「今、幸福に触ったみたい〜」って
歌ってるのを聞いた瞬間に思い浮かんだ妄想だったりvV