戦闘終了後に自城の外をそぞろ歩いていた赤壁周瑜。
遠くから、オーラを纏い、迫り来る騎馬が見えた。
戦闘は終わったはずなのに??
と不思議に思うが、とりあえず弓を射る。
しかし、オーラを纏われては、ろくなダメージを与えられない。
あっという間に、目の前に迫られ、突撃ダメージを覚悟した瞬間。
ビタ止まる騎馬。
えっ??
途惑う赤壁周瑜の目の前で止まった蛮勇孫策は、
「お前、可愛いな〜vV」
と、呟くと赤壁周瑜を引き寄せ、強引に口付ける。
驚きに抵抗を返せないでいる赤壁周瑜。
蛮勇孫策はそれを良いことに、口付けを深めていく。
「ん・・・・・ぁん・・・・・ぁ・・・・・やめろ・・」
やっと、抵抗を始めた赤壁周瑜だが、すでに乱戦状態に持ち込まれているため、
移動速度の差により、逃げることが出来ない。
絶対絶命の周瑜の耳にザザッ、ザザッという音が聞こえた。
駆けつけてきた雄飛孫策の槍が蛮勇孫策の横っ腹を凪いだ。
「俺の公瑾に触るんじゃねぇ!!」
雄飛孫策は槍で蛮勇孫策を牽制するが、
蛮勇孫策は、槍を避けつつ周囲を走りまわり、諦める気配は無い。
(俺の公瑾に・・・・ぶっ殺してやる!!)
(邪魔な槍野朗をぶっ潰して、赤壁周瑜も俺の物にしてやるぜ!!)
互いに雄飛と蛮勇を発動しようとした・・・・・のだが・・・
「許せぬ。(浮気者めが!!)」
一陣の風が吹き去り、灼熱の炎が周囲を包む。
「この炎からは逃げられぬ(怒)!!」
SR周瑜は蛮勇孫策を中心に、3人ともきっちりと範囲に入れ、焼き尽くす。
消し炭になる、蛮勇と雄飛。
そして、嫉妬の炎でその身をも焼き尽くすSR周瑜。
撤退してゆく3人に、赤壁周瑜はポツリと一人残されてしまう。
「伯符・・・伯符ぅ〜!!」
なぜか、寂しさを感じながらも、赤壁周瑜は雄飛孫策を追い、自城へ戻っていった。
(何だ!あいつ等は・・・次に会ったらこちらが先に焼き払ってやる!!)
蛮勇は、可愛いな〜とか思うとすぐ手を出しそう・・・
しかも、それで嫉妬するSR周瑜が見れれば一石二鳥とか思ってればいいなぁ〜〜
〜〜計略メモ〜〜
SR周瑜:最期の業炎:必要士気4
範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ただし効果が終わると自身は撤退する。
ダメージは互いの知力で上下する。
計略ヴォイス「この炎からは逃げられぬ」
R周瑜:赤壁の大火:必要士気7
範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。
計略ヴォイス「焼き払え」