「俺が、皆の足を引っ張って・・・苦労をかけるな。すまない。」

軍議はいきなりな堅パパの謝罪で幕を開けた。



「殿!!何をおっしゃいますか!!天啓の効果時間が多少短くなったからといって、殿の魅力にはなんの衰えもござりませぬぞ!!」

「範囲縮小を気にしておいでか?我らより殿のお側に寄れて嬉しい限りでございます。」

「先の戦でございますか?あれは・・・殿のせいではありません!!しかも、勝ち戦ではありませんか!?」

「「「そのようなこと、お気になさいますな!!」」」

疾風のような勢いで、口々に堅パパをフォローするのは老将たちだ。


本日の軍議には、堅パパ、孫策、周瑜、周泰のメインデッキメンバーの他に何故か、程普、韓当、黄蓋そして朱治が出席していた。

「皆の気持ちはありがたい。だが、先の戦は・・・俺が反省すべきだろう。大事な局面で反計を食らったのだからな。」

堅パパが気にするのも無理はない。先の戦では、残り7カウントで、天啓を玄妙なる反計で防がれてしまったため、

我屍中の敵に殲滅され、残り2カウントで、城壁に鈴なりに張り付かれてしまったのだ。

もう、一発入れられていれば、逆転負けを喫し、徳喪失・・・・とまで追い詰められた戦であった。



絶賛反省中の堅パパだが、はたから見れば、あれは仕方がない事態だったと言える。

「あれは、公瑾が一騎打ちで撤退中だったのが、痛かったですな。」

「赤壁を見させておいて、天啓を打てれば危なげなく防げましたぞ。」

「まあ、打っても打たなくても、事態は一緒でしたし、殿のカットインが見れただけ儲けものですかな?」

暖かく、堅パパを慰める老将達。

だが、続いてやっと、口を開いた朱治の声音は冷たく・・・・

「はぁ。しかし、困りますね。軍師としても、武将としても中途半端な方は・・・・

ご自分よりコストも武力も低い武将にあっさり一騎打ちで敗北するとは。しかも、大事な局面で。

先の戦・・・文台様のミスというよりは、あなたの立ち回りに問題があったのではありませんか?公瑾殿?」

いつもは穏やかな(と周囲からは思われている?)朱治の痛烈な批判に、全員が驚きに目を見張る。

そして、矛先の向いている周瑜へと、一気に視線が集まった。

この2人・・・・何かあったのか???











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軍議というより、反省会!?
なんか、堅パパを慰める老将達が楽しくて、横道に反れました。
朱治に嫌味を言わせるまでに・・・・無駄足を・・・・
しかも、周瑜、孫策、周泰はまだ一言も発してない??
きっと、おじ様達の勢いに押されて、発言する暇がないのだと思われ・・・・

進みが遅くて申し訳ない!!











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